財布や大根に無線ICタグを貼り付けて測ってみた

次はビニール製のカバンの側面にアルミ箔を付け,タグを中に入れて測ってみた。意外だったのは,カバンの前後に取り付けただけだと,13.56MHz帯のタグは76%と遠い距離から読み取れたこと。これは13.56MHz帯の電磁波が回折しやすいからと見られる。カバンの上部の口と,アルミ箔を付けなかった底部から電波が回り込むことにより通信できたのだろう。電波がほとんど回折しない2.45GHz帯の場合は,同じ条件で全く通信できなかった。

そもそもアルミ箔って・・・、って感じですが、しっかり囲わないとダメってことですね。

もっともアルミ箔をカバンの底部まで貼り付けると13.56MHz帯でも全く通信できなかった。カバンの口だけが開いていても電磁波は通過できないようだ。

む。そういうもんなの?底の方にあったからではなく?