ノートパソコンが変わる日――ハードディスク(前編)

垂直磁気記録キタ─────────!!
大学の時に垂直磁気記録勉強させてもらってましたです。なかなかS/N比が悪かったり、オーバー/アンダーシュートがでまくりだったり、記憶があるのですが、今では結構いけてるんですかね?
確か、磁気記録が発明された時は垂直磁気記録だったのですよね。だから実は新しい方式とは言えないかも・・・?
垂直磁気記録って結構安定しなくって、ビットの境界面がとても汚くなっちゃうのですよね。個人的には、ディスク内の磁性体の向き問題かなと思ってて、長手磁気記録方式(従来のやつ)だと、書き込みを行なうとき、境界付近は横方向の磁界じゃなくて、縦方向の磁界になるので前に書いたビットに影響を与えづらいのに対して、垂直磁気記録では境界面の磁界も垂直になるので、よほどきれいな磁界をかけないと影響を与えちゃうのだと(裏づけはありません)。そのために、裏側にもヘッドをつけて引っ張ればできるのですが、それは結局物理的制限がおおきくなって意味が無いので、記録面の裏側にヘッドに軟磁性体を入れて、ヘッドの前方にリターンパスつけてとかしてるのですよね。きっと。だから、結構構造違うのですよね。
って、電磁気の単位取ってない私が言ってもちっとも説得力ないですが。