村井純&國領二郎 対談──Auto-IDは新たな情報空間を創造、原点に戻る議論を深めたい 2003/10/30

10月の記事だけど見落としてて発見したので。。。相変わらず、なんだか。。。

村井 Auto-IDではプライバシーの問題がいろいろと言われていますが、米国の騒ぎの輸入みたいなところがあり、冷静な議論が必要なのです。そのためにラボも分けています。

 こうしたことは、日本中で展開されてほしいと思っています。社会と人とテクノロジーが三つ巴で進む必要があり、どこか一つに偏ってはいけません。社会の制度によってがんじがらめになったり、安全性だけを追求して進歩が妨げられてもいけません。社会の縮図としてSFCがあり、良い見本として世の中に貢献したいと考えています。
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村井 そうなるとプライバシーのことを問題にする人がいますが、実際にはリーダーになる携帯電話が今あるわけではありません。ICタグにしても、水に濡れたら機能しません。まだまだ開発しなければならないことが山ほどある、よちよち歩きの技術なのです。

 カバンの中に入れているものを知られたくないと思えば、カバン業界は、アルミ素材を使った「Auto-IDフリー」の新商品を開発すればいいわけです(笑)。そんなに人間は愚かではありません。3度も過ちは犯さないと思います。

開発しなければならないことが山ほどあるのにプライバシーを守る技術は開発しないのですね・・・。進歩ないなぁ・・・。理解に苦しむ(;´Д`)