日本IBM,ノートPCを落としてもHDDの損傷を防ぐ機構をThinkPadに搭載

ハードディスクの磁気ヘッドは,データを読み/書きしているときは磁気ディスク上に浮いているが,衝撃を受けると磁気面を傷つけてデータを損失させる。一方,退避エリアでは磁気ヘッドがディスクに接地しているので対衝撃性が高い。

退避エリアってどこだろう。もともとヘッドはディスク回転時の空気の流れを利用して浮いているので、接地するにはディスクを止めなくてはいけないような。中心付近の低速部分に置くのもヘッドが不安定になってクラッシュしそうだし。
追記:http://www.research.ibm.com/topics/deep/storage/images/cam_load.MPGで、なんか見れます(この記事にあるのとは違うかもですけどこんなイメージ?)。見えづらいかもしれませんが、読み書き部分(黒い四角いの)はヘッド先端より少し手前についていて(ディスク面の反射でわかる)、先端を引っ掛けてロード/リロードするっぽいです。ヘッドはスプリングでディスクに対して力が掛かっているので、引っ掛けてるのだと思われます。ちなみにこのMPGの方式はRamp Load/unload technologyというものらしいです。CSS方式っていうディスク上に退避エリアを用意する方式は、最内周or最外周に退避のための領域を用意しとくらしいです。(昔はシリンダ指定して、読み書きエリアの一部を退避エリアにしてたらしい?)
それと、「磁気面を傷つけてデータを損失させる。」というよりは「ヘッドが損傷してデータが読めなくなる。」のような。
追記:磁気面(というか保護面だけど)が磨耗してデータが読みづらくなるっていうことならあるっぽいですね。